夏休みの北海道キャンプ。富良野の『星に手のとどく丘キャンプ場』レポート
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夏休みに8泊9日の北海道旅行へ行ってきました。
その内、後半の4泊は、富良野にある『星に手のとどく丘キャンプ場』でキャンプしてきました。
超人気キャンプ場だけあって、例年4/18(月)午前9時スタートの予約争奪戦は激しかったです。
電話受付(オーナーのスマホ)へ妻と2人でひたすらかけて、かけて、かけ続けて、翌日にやっと着電し、予約確保しました。
実際に滞在してみて期待以上のキャンプ場で、初の北海道キャンプを思う存分に満喫することが出来ました。
『星に手のとどく丘キャンプ場』は、以下のようなキャンプ場を探している方におすすめします。
- 北海道で超広のサイトで開放的なキャンプを楽しみたい
- 文字通り、手がとどきそうなほどの満天の星空を見てみたい
- 朝は放し飼いにされる羊と戯れたい
- 最高の夕焼けを堪能したい
我が家にとって2022年12回目のキャンプ、通算82回目になり、8/23-27の4泊という長期滞在のキャンプです。
今回は、以下についてレポートしていきます。
この記事でお伝えしたいこと
✅星に手のとどく丘キャンプ場の施設概要
✅星に手のとどく丘キャンプ場の魅力
✅北海道キャンプの注意点
『星に手のとどく丘キャンプ場』の施設概要
①住所
071-0711 北海道空知郡中富良野町ベベルイ
富良野の果てなく真っ直ぐな道を走り、壮大な農地を横目に、大自然の中に存在しています。
②チェックイン・アウト
テントサイトのインは13時から、チェックアウトは10時になります。
多くのブロガーさん達が書かれている通り、チェックインの際にオーナーさんがカートでサイトを案内してくれます。
その所要時間約5分。その日の空き状況や家族構成から推薦してくれます。
我が家は、推薦された丘サイトに決めました。
丘サイトは家族連れやカップル、星サイトはバイカーなどのソロキャンパーが多かったイメージです。
推薦されたサイトは、夕陽が沈むところがバッチリ見れる人気のサイトでした。
③受付
オーナーさんのカートでの案内後に、受付を行います。支払いは現金決済のみとなります。
センターハウスの営業時間は7時半〜19時までです。
子供向けの遊具はありません。
④トイレ
トイレの中は靴を脱ぐスタイル。トイレ内の水道が故障で利用ができませんでした。きれいとは言えないものの、いわゆるキャンプ場の標準的なトイレというレベルです。
⑤炊事場
こちらも、靴を脱ぐスタイルです。
シンクは3つあります。混み合うということはありませんでした。
ただお湯が出ませんので、もう少し季節が進んだら、洗い物は大変かも知れません。
⑥料金
✅宿泊料金
1泊3,600円(メチャクチャ安いです)
✅ゴミ処分料金 100円
時間が決まっていて、分別は必要です。生ゴミは別にする必要があります。スタッフの方がチェックをしますので、分別に協力しましょう。時間を過ぎると、200円になります。
料金の詳細は公式HPをご確認ください。
電源はありません。キャンピングカーサイトのみ電源が使えます。
今回は4泊という長期間でしたので、ポータブル電源が大活躍しました。スマホやLEDランタンの充電、ドライヤー利用などどうしても電源が必要になります。
今回使用したこちら↓だと、安心の国内メーカーで、充分な容量がありますので、安心でした。
車のシガーソケットから充電が可能です。出かける時に車で充電しながら、サイトに戻ったらフル充電で使えるといったところが、キャンパーにはピッタリですね。
⑦サイトの印象
とにかく広いです。
本州の一般的な区画サイトは10m×10mの印象ですが、車を縮尺としてみるとおそらくその1.5倍はあると思います。
ツールームテントのランドロックでも全然余裕がありました。スペースを気にせずに思いっきり広く張ることが出来ます。
地面は柔らかい芝ですので、ペグダウンは容易です。気温が下がると結露しますので、靴が濡れます。それとハエはかなり多かったので、虫が苦手な方はメッシュテントが良いと思います。
またサイトには直火で焚火ができるスペースがあります。通常のキャンプ場は直火が禁止となっているのでレアです。
原始的なザ・焚火を楽しめます。また花火も可能なのがうれしいところです。
星に手のとどく丘キャンプ場の魅力4点です
魅力①言うまでもなく、満天の星空でしょう
ラッキーなことに4泊中3日間見ることが出来ました。
間違いなく、これまでの人生で見た星空の中で、ナンバー1でした。
視界の180度全てに星が見えます。空の低い位置にある星までハッキリと確認できます。
天の川も肉眼で確認ができました(人生初でした)
一つ一つの星が明るく輝いています。まさに星に手のとどく丘というネーミングがぴったり。
オーナーさんがこの星を見てほしくてキャンプ場を作ったと言う意味がよく理解が出来ます。
これの星空は是非見て頂きたいです。
魅力②羊やウサギとの触れ合い
子供がめっちゃ喜びます。
朝は羊が放牧されます。4匹の羊がサイトを歩き回り、至る所で草をムシャムシャたべている様子を目の前で見れます。
大人しいので触ることもできます。
朝起きたら目の前で羊達がムシャムシャしてる光景は、このキャンプ場ならではでしょう。
ウサギ小屋もあり、沢山のウサギが飼育されています。エサを100円で買うと、自由にあげることが出来ます。
赤ちゃんウサギはメチャクチャかわいいです。
ウサギの巣穴を見たのも初めてでした。
動物好きなうちの子供は平気で2時間くらい餌やりしてました。良い体験ができたと思います。
魅力③富良野の大地に沈む夕陽
サイトがアリーナ席でした。
この時期の日没は18:20頃。18:00くらいから徐々にオレンジ色に染まり始めます。
富良野の雄大な大地に、太陽が吸い込まれていく時間は圧巻です。
キャンパーはみんなこの夕陽に魅せられていました。1日が終わるんだなという瞬間を贅沢に過ごすことが出来ます。
きれいすぎて、あっという間に終わってしまいますので、是非チェアに座ってビール片手に眺めてほしいと思います。
魅力④極上のジンギスカンを頂けます
キャンプ場にレストラン『ひつじの丘』が併設されており、こちらが人気です。
ミシュランガイド北海道にも掲載されたことのある行列のできるジンギスカン店で、人気テレビ番組の有吉の夏休み2022 北海道でも出ていました。
レストランは15時までなのですが、キャンパー限定の予約制で楽しむことが出来ます。
我が家は初日に頂いたのですが、ジンギスカンに一切の臭みがなく、めちゃくちゃ美味しい。
富良野の大自然を眺めながら、北海道名物のジンギスカンを是非全種類を味わってほしいと思います。
北海道限定のサッポロクラシックビールも。
北海道キャンプの注意点
注意点① 昼夜の気温差と最低気温がかなり低い
日没から明け方まで、ものすごく冷えます。15℃くらいまで下がりました。東京の10月後半から11月位の気温でしょうか。
その日の風の強さにもよりますが、寒がりな方はフリースを持って行った方が安心かも知れません。男性でも1枚羽織れるパーカーやウィンドブレーカーがあると良いと思います。
一方で、昼間は30℃近くまで上がりますので、日の当たる場所では半袖でも暑いくらいです。
この寒暖差で体調を崩さないようにしましょう。
注意点②現金は多めに用意しておきましょう
関東ではキャッシュレスが進み、現金はほぼ不要、キャンプ場ですらキャッシュレス対応しているところが増えていますが、北海道の地方はまだまだ現金社会です。
星に手のとどく丘キャンプ場も全て現金払いです。メガバンクのATMは皆無、コンビニですら10〜20キロ先にしかないというのも当たり前の世界です。
観光地でも、例えば雲海を見に行ったトマムのゴンドラ運賃も現金のみでした。家族4人だと5,000円を超えてくるので、割と現金が必要でした。
訪れた観光スポットで、手持ち現金がなくて楽しめないといったことがないようにしたいですね。
注意点③夜の運転に注意。シカと目が合います
運転中何度も目にしました。シカにキツネに、??な小動物。
路肩にシカの光る目が…、慌てて減速します。
動物注意の看板が至る所にあります。スピードを出し過ぎて止まれずに、シカとぶつかったことを想像するとゾッとします。
夜道は暗いし、動物達の飛び出しも普通にあり得ますので、注意しましょう。
まとめです
今回は初めての北海道キャンプで、最高のキャンプ場を訪れました。
魅力は既に書き切りましたが、やはり星空はこれまでのどのキャンプ場よりも素晴らしいものでした。
じっと夜空を眺めていると、何と流れ星を見ることが出来ました。30分くらいで3回も。
しかもすごく明るくて、眩く光るものが長い時間流れました。これには感動しました。
本州とはひと味違ったキャンプ体験、キャンプ時間が過ごせると思いますので、是非オススメします。