サラリーマンの不動産投資 融資実行までのプロセスまとめです
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不動産投資についてです。
2室目として、東京港区の物件を決めました。今回は住宅ローンの融資を受けるにあたって、銀行と面談した内容を記事にします。
必要書類のチェック
融資を受けるにあたっては、様々な書類や印鑑が必要になります。
例えば、
①実印
②手付金
③運転免許証と健康保険証の表裏のコピー
④源泉徴収票3期分のコピー
⑤確定申告書(確定申告書Bと収支内訳書)2期分のコピー
⑥住宅ローンの返済予定表(今月分の返済が記載されているもの)のコピー
⑦(保有物件があれば)その返済予定表(今月分の返済が記載されているもの)
下記は委任対応も可能
①印鑑証明2通。印鑑証明の取得を委任する場合、印鑑登録証(印鑑カード)
②住民票2通(世帯全員、続き柄記載、本籍省略)
③課税証明書3期分
④納税証明書2期分
集めるのがめちゃくちゃ大変です。特に証明書関係はハードル高い。
仕事等で取得が難しい場合は、委任してしまうのもありだと思います。
自分の場合は、マイナンバーカードを持っていましたので、一部の書類をコンビニで取得することが出来ました。
これらの書類を銀行担当者が一つ一つチェックをしていました。
重要事項の確認
投資用マンションは、良くない意味でニュース等に取り上げられることも多いので、確認・同意取得のプロセスが厳格でした。
融資金額と、返済期間・金利・総支払額の確認があります。繰上げ返済の場合の条件はよく確認しておきましょう。
今回は一部繰上げ返済は、30万円以上であれば手数料無料で、200円の印紙代がかかるとのことでした。
一方全額繰上げ返済すると、残高の1%が手数料としてかかります。
変動金利なので、上昇するリスクがあることは繰り返し説明を受けました。
収入である家賃を、住宅ローンの支払いが上回る可能性があること。
金利が上がった場合に、月々返済額が◯千円上がるというシミュレーションの記載がありました。
直近で金利に動きがあった時の記載があり、以降約10年間は変わってはいないとのこと。但し、リーマンショック級のインパクトがあった場合は、わかりませんのでと。
支払いが滞った場合に差し押さえの可能性もあるとの説明もありました。
それから個人情報の同意事項について。この手の書類は年々記載される項目が増えていますね。
最近はビッグデータを活用したマーケティングに対する消費者の目も厳しくなっているので、どうしても丁寧な説明にならざるを得ないのでしょうね。
あとは、火災保険、地震保険の説明です。度重なる震災により火災保険料が上昇傾向であること、火災10年・地震5年で更新となることなどです。
更新近くになると保険会社から更新の案内が来るようです。
引き落とし口座の設定
口座振替設定用紙に自身の口座を記載していきます。
当日はキャッシュカードと、口座届け出印が必要になります。
クレジットカードを申し込みする場合と同様です。
口座振替が開始されるのは、申し込み月の翌々月からになります。
初回と2回目は、設定が間に合わないので、諸費用に含まれています。
押印チェック
最後に必要書類の再チェックです。
必要書類に実印を押していきます。
印鑑証明の印影と実印を何度もチェックしていたのが、印象的でした。
数千万円の融資なので、万一にでも不正をされたらとんでもないので、マニュアルとしてあるのでしょう。
全体で正味1時間弱くらいかかります。特段何か聞かれる事はなく、書類チェックと同意事項を読み上げながらの確認が主でした。
まとめ
自宅の購入もそうですが、住宅ローンの審査は、必要書類も多くて大変です。
自分も不動産販売会社の担当と何度もやり取りをしました。
今後、不動産物件を増やそうと思っている方は、一連の書類をまとめておくと次回はスムーズに進められると思います。
今回の物件は、検討してから融資実行まで9ヶ月かかりました。
大まかな流れです。
①初回面談が5月
②物件選びに〜10月
③価格の交渉と契約〜12月
④銀行面談、融資実行〜1月
★特に②には徹底的に時間をかけました。納得いくまで何回も物件に足を運びました。
かなりのロングランでしたが、物件として納得のいくものが購入出来たと思っています。
前回も記事にしていますが、素人が不動産販売のプロと渡り合う為には、とにかく相手のペースに乗せられないことが大切です。
焦る事はありません!
良くなければ次の物件を待ちましょう!