サーフボードの選び方 選んだのはDHDの小波用ボードです
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約5年ぶりにサーフボードを購入しました。
今回はその選び方と、選んだサーフボードに実際乗ってみての正直な感想をまとめてみます。
サーフボードは高額な為、どうしても買い替え頻度が低く、これが正解という判断基準が難しいです。また顔馴染みのサーフショップがない初心者サーファーにとっては、飛び込みでショップに入って、自身がほしいサーフボードの特性を伝えるのはなかなかハードルが高いと思います。
また今はネットで品質の良いサーフボードを手に入れることが出来るようになってきました。今回の記事が、サーフボード選びの参考になれば幸いです。
私はサーフィン歴20年以上、週1〜2回波乗りするサラリーマンサーファーです。レベルとしては中級者に位置すると思います。
実際に届いたサーフボードですが、梱包には余念がありません。また何か不具合があれば対応するとコメントがありますので、安心です。
サーフボードの選び方ポイント
最も一般的な選び方は、以下の方法かと思います。
ポイント①
体重×スキル(初心者〜上級者)でサーフボードのCL値を決定
※CL値とはキュービックリットルの略で、平方リットルという意味です。 サーフボードのボリューム(総体積)を表します。この数値によりサーフボードの浮力を図ることが出来ます。一般的には浮力がある方がパドリングはしやすく、テイクオフも容易になります。
ポイント②
上記の掛け合わせにプラスして
+狙う波のサイズ+目指すライディング
で絞り込んでいくのが良いかと思います。
私の場合、以下を条件としました。
- 70kg×サーフィン中級者レベル
- 小波でも乗れるようにテイクオフは早く、
- 且つアクションを入れたライディングが出来るボード
少し贅沢な条件になってしまいましたが、こちらで探します。
前回ボードとの比較
前回のボードは抜群に調子が良かったので、ボードの長さは変えずに、1本でも乗れる本数を増やしたい思いからCL値を上げました。
27.7L→31.5L(+3.8L)
これは結構な上げ幅だと思っています。
例えば、以下サイトからお借りした体重×サーフィンレベル別のCL値の表によると、
- 私の体重では適正な数字(表だと70kgだと30.5L)
- 一方で、前回のボードのCL値である27.7Lは表によると、60kgくらいが目安
- 今回のボードは、前回比+10kgくらい体重を増やした計算になります。
念の為ですが、体重は変わっていません。
数値上は、体重×サーフィンレベルに合ったCL値のボードを選んだことになります。前回のボードが浮力が少な目だったのかも知れません。
選んだボードはこちらです
DHDというオーストラリアのメーカーになります。
オーストラリアが世界に誇るシェイパー、ダレン・ハンドレーのデザイン、シェイプする世界最高峰パフォーマンスボードブランド
自らもシェイプしたボードを持って波に乗り、ライダーとのコミュニケーションを大切にするシェイパ-だけに世界中のプロ、アマ問わず定評があり、高い信頼を獲得しています。
現状に満足することなく、向上心に溢れたボードデザインのアップデートを欠かさないDHDにはチームメンバー以外のトッププロライダーからのオーダーが途絶えないことからもボードのクオリティの高さを証明しています。
見事3度もワールドチャンピオンに輝いたミックファニング、7回のワールドチャンピオン、女王ステファニーギルモア、その他世界の名だたるトップライダーが信頼するDHDのボードは日本のビーチブレイクにもぴったりなモデルを揃えており、必ず納得、ご満足いただけるサーフボードを手中に入れることが出来るでしょう。ボード屋HPより引用
DHDの中で、小波用パフォーマンスモデルを選択しました。フェニックスというモデルです。ただこのモデル選びは、毎年何本も新型モデルに試乗できるプロではないので、ある程度えいや!で絞り込む必要があるかと思います。
実際乗ってみての感想
現在は、購入後に5ラウンド入りました。
率直な感想として
- 浮力があるのでパドリングはかなり速い
- テイクオフも同様に速い。楽!
- 乗った感想は、初めの2ラウンドはこれまでのボードと感覚がかなり違った為、思い通りには乗れず(ボード選びに失敗したかと心配になったほど)
- 3ラウンド目、その日は波が良かったこともあり、本数に乗ったことで感覚を掴む
- それ以降はめちゃくちゃ乗りやすい
サーフボード購入のレビューを読むと大概良いことが書いてありますが、正直な感想として、4L近く上がると、乗った時の感覚が結構変わります。
慣れてくるまで一定の時間は必要です。またその日の波のコンディションにもよりますので、ボードを新調する→いきなりマジックボード(=最高のボード)とはなりませんので注意しましょう。
少しづつ時間をかけて、乗りながら慣れていくのが正解ですね。
ただ1つ明確に言えるのが、体重とレベルに合ったCL値のボードを選ぶと、とにかくパドリングとテイクオフが速いので、乗れる本数が圧倒的に増えました。
また板も短めにし、動かしやすいボードを選んでいますので、アクション系の練習にも最適です。
まとめです
今回のボードは、体重×サーフィンレベルから妥当なCL値を判定しました。
そして、自分が目指すべきライディングの姿である、小波でもバンバン乗って、アクションにも対応できること、を実現できそうなボードをチョイスしました。
ネットで買う場合は、例えば小波用など、条件を指定することが出来るのでよく確認しましょう。とにかく調べまくるのが大切です。
一方で、CL値の数値上問題ないからすぐに上手く乗れるようになるわけではなく、何度かトライ&エラーを繰り返しながら、少しづつボードに合わせていきましょう。
基本的な数値が合っていれば、早いタイミングで体に馴染んでくると思います。
以上、私のサーフボード選びがみなさんの参考になれば幸いです。