賃貸物件の退去手続き 敷金が意外と戻ってきた理由を検証してみます
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賃貸物件の退去手続きをしました。
契約書に定められた1ヶ月前に、退去の申し入れをしました。その後管理会社と退去手続き(立会い日の決定)をします。
今回は支払った敷金がどのくらい戻ってくるのか?を記事にします。自分もかなり気になった部分で、1つの参考になれば幸いです。
立会い日当日の流れです
指定された時間の10分前に到着して、管理会社を待ちます。
賃貸物件は既に引越し済みで荷物はありません。退去までに対応する項目として
◯公共料金の解約連絡
◯インターネットの解約
◯自身で取り付けたエアコン、ウォシュレットトイレ、電気などの取り外し
などがあります。引越し前後はドタバタしますが、済ませておきましょう。
5分前になり、管理会社がやってきました。簡単な挨拶がされ、まずは管理会社が1人でチェックをします。時間にして10分くらいでした。
その後指摘箇所の確認になります。
自分の場合は、
①洗面所の壁紙の汚れ←ごもっとも
②寝室扉のキズ←ごもっとも
③ウォシュレットの取り外し処分費用←時間がないのでお任せしました
④平米数×単価のフローリングのクリーニング費用←こちらは契約書通り(不動産会社からも契約時に説明がありました)
①、②に関しては原状回復費用の10%が借主の負担となりますと。自分は8年住んでいたので、事前にネットで調べてみると、居住年数に応じて借主の負担率が下がり、6年を超えると一律でこの比率になるようです。
③は2,000円弱の費用がかかりました。
以上①〜④で、7万円ちょっとです。 敷金が家賃の2ヶ月分でしたので約16万円が戻ってきます。
意外と戻ってくる〜!!
勝因を分析してみます
周りの知り合いに聞くと、敷金は殆ど戻ってこないケースばかりでしたが、自分の場合かなりの金額が戻ってきました。
その理由を検証して見ると、
①退去前に大掃除をした
8年も住むとかなり汚れます。窓際の湿気が多いところにはカビが生えていたり、フローリングや窓枠、壁紙の汚れなど酷いものがありました。しかし、 半日かけてきれいにしたのが良かったのかもしれません。100%きれいにとはいきませんが、管理会社の印象が良かったのかも知れません。大掃除はやる価値があると思います。
②長期間住んだこと
経年による痛みなどによる原状回復費用の借主の負担が少なくなります。自分の場合、小窓の網戸が壊れたり、扉や壁の小さなキズや削れもありましたが、経年によるものと判断されたのか請求はありませんでした。
③大手の不動産会社と契約したこと
上場企業でしたので、借主負担の基準が明確になっていました。管理会社も良い意味で事務的に対応してくれたので、納得感がありました。不当に請求されたらとことんやってやろう!と意気込んでいましたが、平等なジャッチでした。個人の大家さんだと、その人に依存するので交渉が必要になるかも知れません。
自分の場合は、思いの外敷金が戻ってきました。かかる費用の説明から、返金の振込口座の確認まで、管理会社が持参したタブレットで、スムーズに行われました。時間にして30分くらいでした。
敷金の返金については、契約した不動産会社・大家さんによると思うので、一概には言えないと思いますが、1つの参考になれば幸いです。