無理厳禁!南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場の強風時のキャンプ注意点
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久々にキャンプへ行ってきました。
私の8年のキャンプ人生の中でナンバー1に輝く絶景キャンプ場である、『南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場』です。
新年明けてからの2024年初キャンプ、我が家の通算93回目の模様をお届けします。
南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場について
過去に2回、1月の中旬に出撃しています。
魅力については、こちらの記事で余す所なく書いていますので、良かったら読んでみてください。
とにかく絶景が素晴らしいキャンプ場になります。
今回は恐ろしいキャンプになりました
伊豆半島南端に位置する南伊豆町という、東京からは果てしなく遠い距離にあります。
しかも、今回は子供の冬期講習が終わってからの昼頃出発となる為、日没後の到着予定です。
さらに風が徐々に強まる予報です。こちらのキャンプ場は、海を見下ろせる絶景と引き換えに、強風を受けやすい立地となっています。
前日には、キャンプ場から強風注意のメールがきており、キャンセルフリーの案内が来ていました。メールには、全て自己責任となる厳しいことが書かれています。
そんな中で、キャンプ場に到着します。
既に日没を迎えており、あたりは刻々と暗くなっています。
チェックイン時にスタッフの方から、風がかなり強いので車中泊をオススメしますと言われます。
しかし、これまで8年のキャンプ歴があることを伝えて、テント泊を希望します。
スタッフ『では、くれぐれもお気をつけて』
ほぼ真っ暗な状態で、時折吹き付ける強風の中、設営を開始します。
我が家の幕は、スノーピークのランドロックになります。この幕は、高さがあるので居住性が非常に良い点が気に入っています。
しかし、そのサイズ感ゆえに、このような強風時の設営には弱いのです。
こまめに仮止めのペグダウンをしながら、家族みんなで協力して設営を行います。
Aフレームを幕に通して、立ち上げようとした瞬間です。
ビューと強烈な風が通り抜けます。
すると、
立ち上げたテントが倒れてしまいました。
その時に嫌な予感が…
ポールがぐにゃりと、変な形に折れ曲がっているではありませんか。。。
さらに風は強まってきます。
あたりは完全に真っ暗です。
定期的に強烈な風が吹きつけます。隣の方のテントがユッサユッサと揺られています。
これはヤバい。
というか、テントのポールは完全に折れ曲がり、テントの設営は不可能と判断。
設営を断念しました。。。
家に帰ってから故障箇所を確認しました。
やっちまったなぁ・・・
後日スノーピークのアプリを通じて修理依頼を行いました。
発送してから大体一週間くらいで修理が完了し、金額は送料込みで3,000円くらいでした。
そのスピード感に驚きます。さすがスノーピーククオリティです。
初めての車中泊
キャンプ8年目にして、初の車中泊となりました。
このキャンプ場で警告メールが徹底されていることの裏側は、やはりあの爆風によって、痛手を追うキャンパーが後を経たないのでしょう。2年前はこれほどまで厳密ではなかった気がします。
恐るべし。。。
初の車中泊はミニバンだったので、割と何とかなりました。
何より助かったのが、電源ありにしておいたことです。
車の窓からケーブルを車内に入れます。これによって、スマホの充電や、ホットカーペットの電源を確保できました。
あとは出来るだけ体を水平に出来るようなレイアウトにしました。少しでも長時間ドライブの疲れを取りたいですからね。
子供は、車中泊を秘密基地のようで、けっこう楽しんでいました。
ご飯は車を壁に風除けをして、ガスコンロでお肉を焼きました。時折吹き付ける爆風が恐ろしかったです。
今回のキャンプは2泊の予定でしたが、車中泊1泊で撤収することにしました。
ポールが一本破壊されましたが、怪我や事故、自分や他の方の車に傷をつけなかったことが幸いで、良い判断だったと思います。
読んで頂いている方も、南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場のような予約が難しく、且つ長時間のドライブでようやくたどり着いたことを考えるともったいないと感じるかも知れません。悔しい気持ちになるかも知れません。ですが、テントの設営が難しいと危険を感じた場合は、無理をせずに車中泊の選択肢を選びましょう。
翌朝の絶景
車中泊なので、明るくなると目が覚めます。
すると目の前には絶景が広がってきます。
風はかなり強くて寒いですが、この景色はやはりとんでもないです。強風で木が変形してしまうのも頷けます。
絶景はそこそこに、車中泊なので、撤収はめちゃくちゃ楽です。
早々にキャンプ場を後にしました。
今回の反省と学びとして
- 冬キャンプは日没が早いので、日が暮れる前に設営が完了するスケジュールとすること
- 強風の時は無理をせずに、車中泊の選択もあり。怪我や事故は回避すべき。
- ポールが折れ曲がってしまった時に備えて、応急処置用にビニールテープを持っておくと安心
自然が相手のキャンプなので、最新の注意を払いつつ、楽しみましょう。