冬キャンプは暖かい伊豆がおすすめ。南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場に癒されました(2020.1.11〜13)
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2020年は暖冬ですが、それでも朝夕は寒い。そんな真冬の1月3連休に気候が温暖な南伊豆にある夕日ヶ丘キャンプ場へ行ってきました。
1月中旬という1年間で最も寒い時期でしたが、ヒートテックにお世話になることなく、快適な2泊3日のキャンプでした。
自宅からは休憩を挟みながら、4時間越えというロングドライブでしたが、大海原が目の前に広がる絶景キャンプ場で最高の思い出が出来ました。
我が家にとって記念すべき2020年初のキャンプ、通算46回目になります。
キャンプ場の施設概要
①住所
静岡県賀茂郡南伊豆町伊浜2222
👉高速では月ヶ瀬ICを降りてから約1時間半下道を走ります。伊豆半島の西側にあります。関東からはものすごーく遠いです。
②チェックイン・アウト
👉インは12時から、アウトは10時半まで。レイトチェックインは1,000円で12時まで可能。
③設備
👉売店はありません。薪と炭は販売されています。薪は770円で、燃えやすいものから、ゴッツイものまで混合なのが嬉しい。よく乾いていました。着火剤をサービスしてくれました。
👉近くにスーパーやコンビニはありません。車で20分くらいの西伊豆まで行かないとなさそうです。自販機はあります。
④ゴミの分別
👉専用のゴミ袋はないです。生ゴミや瓶カンは別、ダンボールやBBQ用の網、ガス缶も捨てることが出来ます。ゴミ捨て場も整理がされています。
⑤トイレ・シャワー室
トイレは男女別で、清潔にされています。ウォシュレットも付いていて、匂いもありませんでした。
Bサイト付近のトイレです。男女2つずつあり、手洗い場+鏡付きです。
👉シャワーは利用しませんでしたが、3分100円で24時間利用可能とのこと。汗をかく夏場はありがたい設備です。
⑥炊事場
👉Bサイト付近の炊事場は、4つありました。きれいに手入れをされていますが、お湯が出なかったのが残念です。
👉焚き火台の洗い場は、詰まり防止の為、近くに別の流しがあります。
⑥料金
👉サイトによって基本料金が異なりますので、詳細はHPをご確認ください。
我が家はBサイト=黒色サイトでした。
●サイト料5,000円×2泊
●駐車料金が1,000円×2泊
●施設利用料 大人600円×2名×2泊・子供300円×2名×2泊
●事前予約したAC電源1,000円×2泊
合計 19,360円
なかなかのお値段になります!これだけ手入れをされているキャンプ場ならば当然かも知れません。
キャンプ場の魅力4点をご紹介します
①ズバリ絶景です(夕日)
キャンプ場の名前になっている通り、夕日はとにかく絶景です。かなりヤバイです。
2泊3日で、一勝一敗でした。初日は最高級の夕日を見れましたが、2日目は残念ながらドンヨリ曇空でした。
今回はB1サイトで、面前に大海原が広がり、雲がなく夕日が海面に着水する瞬間が見れたのは、10年以上ぶりです。
夕日って着水する時に少し縦に伸びるんですよね。
家族4人で沈む瞬間まで眺めていました。絶景に、ただただ感動です。
夕日は沈んだ後も良いですよね。
②場内がきれいです
上記に記載しましたが、よく手入れがされていて清潔感のあるキャンプ場です。きれい好きな妻も合格点を出してくれました。
またスタッフの方も、女性の方が多くみなさん感じが良い方ばかりでした。きれいな設備であることにも納得です。
③星空がすごい!
辺りに灯りが殆どない為、星空がきれいでした。展望台から素晴らしい冬の星座が見れました。奇跡的に星空は2勝でした。
星座板を持って行ったので、子供達も『あれはオリオン座だから、あの明るい星は○○○だ〜』とかで大喜びでした。
月が明るく、スマホのカメラを使った撮影でもこの通りです。
④やはり絶景です!
朝日も抜群に良いです。東の空から徐々に明るくなってきます。
最終日の朝は、風が強かったですが、神秘的な雰囲気に包まれていました。
展望台からの眺めは最高です。
海〜!!!
強いて言えば、ちょっとう〜んなとこ3点
①子供が遊ぶところがない
遊具の類は全くないです。
なのでキャンプ場には小さな子供は殆どいませんでした。珍しいです。
子供が飽きてしまうので、周辺の観光スポットをチェックする等を考えていた方が良いでしょう。
②天候に左右されます
魅力4点でも書いた通り、絶景が最大の強みのキャンプ場です。
逆に天候が悪いとかなり微妙になってしまいます。以下は2日目の朝の写真です。ドンヨリしていました。
キャンプ場の方に天気について聞いてみると、今回の初日のような夕日はなかなかないですとのこと。全ては天気の神様のご機嫌次第です。
③風が強烈です
絶景とトレードオフの関係ですが、風の影響をモロに受けます。
最終日の明け方はかなりの強風で、テントがバタバタと揺れる音で何度も目が覚めました。時にユッサユッサと恐怖を感じるレベルでした。。。
天気予報では6m、スタッフさんの話では10m超えとも…。
冬場の西風はかなり強烈で、しっかりとペグダウンしないと飛ばされる危険すらありそうです。ポールが折れてしまうこともあるようです。恐ろしい。。。
同時に撤収時も相当気を使いました。タイミングを図らないとテントごと飛ばされて、事故になりかねない。
妻と協力して、慎重且つ、一気にかたをつけました。
サイトの選び方
夕日ヶ丘キャンプ場を最大限楽しみ尽くすには、サイト選びが重要です。
自分が選ぶサイトベスト5をご紹介していきます。
第5位 E3
プライベート感を求めるならオススメです。少し離れにあります。
海からはちょっと遠いですが、大海原をしっかりと見ることが出来ます。
自分達が泊まった日もソロキャンパーの方が楽しんでいました。
第4位 A2
2日とも別々のキャンパーが泊まっていました。スペースが充分すぎるほどあり、区画には2サイトしかなく、プライベート感が保てます。
目の前は海ですが、座ってしまうと木が障害物になってしまうかも。
第3位 B4
抜群のプライベート空間です。奥まったところに位置し、サイトの入口を車で塞いでしまえば、完全に独立します。
水道もサイト内にあるので、のんびりと絶景を楽しみたい方にはまず間違いのないサイトでしょう。
贅沢を言うと夕日が少し見えづらいかも。絶景〈 プライベート性を重視する方にオススメです。
第2位 C1、 C2、B1、B2
ネットで神サイトと言われるC1です。
抜群の景観で、絶景ビュー間違いなしです。説明不要な景色です。もうほぼ海に飛び出しちゃっている感じです。
C2もほぼ同じロケーションですね。
すごいと言うより他に言葉がない。
お世話になったB1です。最高でした。
お隣のB2も負けないくらいの絶景です。
この4つのサイトは、絶景は完璧なのですが、隣のサイトと距離が近くて仕切りがないので、気になる方は気になるかも知れません。
縦に長いサイトなので、車はどうしても手前に駐車せざるを得ず、仕切りになりません。。
その点から惜しくも2位。。。
その他にも受付やトイレ・炊事場にも近い点も評価が高いです。
第1位 B3
これは妻とも一致しました。
まずは絶景は間違いない!
そしてB1、B2よりサイトのスペースが広いので、B2と接する側に車を駐車することもできるんです。
右からB3→2→1となっていて、B3が横にも広いことがわかります。
絶景&プライベート性の両方を兼ね備えたサイトと言えると思います。もはや無敵ですね。
予約時から狙っていたのですが、既に埋まっていました。
自分的な神サイトはB3でした。
グループキャンプでは
サイトの広さからG2あたりが良いかも知れません。
HPにも記載がありますが、坂道を登る時は注意が必要です。
車高が低い車や車幅のある車は、ぶつける可能性がありますので、無理はしないようにしましょう。
さらにG3→6と上に上がれば上がるほど、坂道は厳しくなります。
Gサイトは標高は高いですが、木が邪魔をして海は見えづらいかも知れません。
総括です
完全に個人的な主観で選びました。
それでも2日目と最終日にキャンプ場内を散歩しながら、妻と『あーでもない、こーでもない』と2人で選んだ結果ですので、ご参考になれば幸いです。
ちなみに海は展望台から見るという手もありますので!
まとめです
これまでのキャンプ史上ベスト3に入るキャンプ場と言えると思います。
そのくらいの絶景でした。
素晴らしい夕日に感動し、満天の星空に驚き、神秘的な夜明けに完全に魅せられました。
太平洋が面前に広がり、伊豆の温暖な気候、大自然に心から癒されるキャンプとなりました。
この真冬の時期の伊豆キャンプ。そして南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場は自信を持ってオススメしたいと思います。
2023年1月に南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場で2回目のキャンプをしてきました。相変わらず素晴らしい絶景でした!内容をアップデートしています。
子供達と遊べるスポット追記します
我が家は小学生の低学年と、幼稚園生です。先に書いた通り、キャンプ場には遊具はありません。
なので子供達も楽しめる南伊豆の周辺観光スポットをご紹介します。
龍宮窟
洞窟に潜っていく探検気分を味わえます。直ぐに到着するので小さい子供でも安心です。
龍宮窟を上から覗いてみると、ハートの形にみえます。波によって削られてできた、自然の芸術作品です。こちらも良い散歩になります。
田牛サンドスキー場
自然でできた遊び場です。ソリを500円でレンタルします。
天然の砂ゲレンデの滑走距離は45メートル。傾斜も30度と急なので、充分なスピードが出ます。
子供達は怖がりながらも絶叫して大喜びしていました。裸足で遊ぶと気持ちが良いですよね。
大人も楽しめますよ。ただ砂山を登るのは足がとられてめっちゃ大変なので運動不足の方は筋肉痛に要注意です。
以上2箇所のご紹介でした。どちらも子供達が大喜び間違いなしです。
2つのスポットは歩いていける距離なのでセットで行ってみてください。
参考記事として、伊豆エリアの高規格キャンプ場のキャンプレポートをご紹介します。