コストコの炭(キングスフォード)を使ってみました。@ 成田ゆめ牧場オートキャンプ場

今回はキャンプ初心者の方向けの記事になります。
キャンプをはじめると様々なギアが必要になります。大きなものはテントやタープ、次にテーブルやチェアにキッチン周り、細かなものだとシェラカップやバーナー・トングなどです(揃えるまでが楽しいけど大変‥)
キャンプギアはアウトドアショップやネット(ブログ記事)、今はキャンプブームの影響からかテレビなどでも頻繁に紹介がされています。
そんな中で意外と盲点になっているのが、『炭』だと思います。
キャンプのマストアイテムでありながら情報が少ない為に、初心者キャンパーの方は以下のどれかに当てはまっているのではないでしょうか。
- 消耗品と割り切ってしまっている
- 割と何も気にせずに、近くのスーパーやホームセンターでキャンプ当日に購入している
- 質が悪い炭を使って爆ぜて怖い思いをした
- 炭の持ちが悪く、BBQの途中でなくなり、慌ててキャンプ場のショップへ走った
- Amazonレビューの高い火持ちが良い備長炭をチョイスするも着火に時間がかかり、奥さんや子供がイライラする(今回の記事で比較していますが、私もそうでした)
楽しいキャンプのメインイベントのBBQで、こんな経験をしてしまうのは勿体無いですよね。
今回は、コストコで販売されている炭がかなり調子良いと聞いたので、実際に使ってみてその実力をレビューします。
我が家は4人家族で、キャンプ歴7年目(2022年時点)に突入しました。これまで様々な炭を使い、如何に楽で快適にコスパよく、BBQをすることには自信があります。
舞台は、初心者キャンパーの聖地とも言って良い、都心からのアクセス抜群の成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場になります。
我が家は2019年に入って10回目、通算40回目、成田ゆめ牧場では?回目(沢山行きすぎて忘れました!)のキャンプになります。
↑本記事は2019年9月の記事ですが、2年半経った今でも、コストコの炭(キングスフォード)を継続して愛用しています。
コストコ炭(キングスフォード)とは
いわゆる豆炭と呼ばれるタイプです。いつもは備長炭を使用していましたが、今回はじめて試してみます。
欧州の成形石炭(Coal briquette)を元に、日本の家庭用燃料として扱い易く改良開発されて生まれたものが豆炭である。形状は、中央に厚みと丸みのある豆状の正方形で、辺長は5cm程度であり硬く重い。 【Wikipediaより引用】
硬くてコロコロしているという印象。
備長炭とコスト比較すると、
①備長炭
- 10キロ 2,138円 by amazon
- 1キロあたり約214円
【参考記事】キャンプ&BBQの時短技。素早く炭に着火する方法のご紹介。
②豆炭(キングスフォード)
- 8.43キロ×2個セットをコストコで購入すると2,658円
- 1キロあたり約156円
確かにコスパは良さそう。
では実力はどうでしょう?
最も大切な着火のスピードを検証します。
①かなりたっぷり目に出します。
②着火開始(バーナーを使用)
※スマホでの撮影時間を参照にします
③その2分後
早くも炭が白くなり始めています。参考情報として着火剤を2つ投入してます。
④15分後
この通りBBQはスタートしています。着火にかかったのは、正味10分くらいでしょうか。
備長炭比ではかなり早いと思います。
キングスフォードの炭としての持ちはどうか?
BBQでは、タン・カルビ・ステーキ・ホルモンなどをジュージューしました。
約1時間半後でこんな感じです。炭としてはまだバリバリ元気ですね。
ここから1時間後くらいまでは、余裕でパワーを発揮していました。
着火から3時間経つと、流石に元気がなくなってきました。シメの焼きリンゴをする時には、炭の補充を行いましたので、現役の稼働時間としては3時間くらいかと思います。
備長炭使用時は、就寝時(大体21時頃)まで持っていましたので、スタミナでは備長炭に軍配が上がります。
総合的な評価としては、キングスフォードでしょうか。
- まず何よりも着火が早い事。
- コスパも良いです。
- 長持ちです。備長炭には負けますが、いわゆる安価なブランド炭とは比べ物になりません。
使い勝手としては、袋が大きくて場所を取り、重たいのが難点。ここも大事な点ですが、着火時に爆ぜることもなく、海外製だからといって危険はありませんでした。
今後も使い続けていこうと思います。