設立したばかりの法人であっても地銀で法人口座を開設する方法
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2018年より不動産投資を開始し、東京都内に7室+大阪+福岡に、合計8室の中古ワンルームマンションを保有するサラリーマン不動産投資家です。
最近は東京都内の築古ワンルームをターゲットに規模を拡大してきました。
今回、念願の法人化を果たし、法人口座の開設を行いました。個人口座と違い、法人口座は会社設立直後だと開設が難しいと聞いていました。
会社を設立して1ヶ月でしたが、事前準備をしたことで、メイン口座として地方銀行とサブ口座にネットバンクを開設することが出来ました。
今回は法人口座開設までの道のりについて記事にまとめていきます。

目次
法人口座の選択肢
メガバンク
知名度や、安定性はトップレベルです。
これまでは非常に狭き門とされてきたメガバンクの法人口座開設ですが、最近は三井住友銀行のtrunkのような中小事業者向けのサービスが出ています。
ネットで申し込みが完了し、使いやすいUI/UX、最安の振込手数料を武器に法人口座数を増やしているようです。
メガバンクの法人口座を持っていることで、取引先からの信頼感を得るという付加価値もありそうです。
私の場合は、将来的に法人として融資を受け、マンション購入に進みたいという思いがあるので、中長期的に付き合える地銀を選びたくて、選択肢から外しました。メガバンクからしてみても融資するには法人規模がだいぶ小さいですしね。
地方銀行
地域経済の活性化や、地元企業の支援をミッションとする地銀は、私のような1人社長の資産管理法人にとって有力な選択肢です。
地銀にとっては、地元に根差した企業や地域の発展に貢献するという文脈が非常に大事となります。
法人の規模拡大を見据えて、無事に開設することが出来ました。このあと、詳しく口座開設のポイントを書いていきます。
信用金庫
地銀の審査がNGとなった場合の候補として、より深く地域に密着した信金も選択肢の一つです。
今回は地銀での口座開設が出来ましたので、直接コンタクトはしていません。
不動産投資に対する融資にも積極的という情報もありますので、地銀の法人口座開設が難しければ相談してみるのもありかも知れません。
ネット銀行
個人口座と同様に、中小事業者レイヤーにも最も勢いがあるのがこのプレーヤーでしょう。
その名の通り、ネットで申し込みが完結し、中小事業者向けに痒いところに手が届く、きめ細やかなサービスを展開しています。
私は会計システムのfreeeによる法人設立、会計サービスを使用しており、freeeと相性抜群のGMOあおぞらネット銀行で口座開設しました。
freee会計のサイト中でも、GMOあおぞらネット銀行を強くプッシュしており、freee支店というのがあることから連携強化ぶりが伺えます。
口座開設の狙いとしては、振込手数料の安さです。個人口座と違い、法人口座は振込手数料がかかります。
私のメイン口座の地銀は、他行宛振込だと550円もかかってしまいます。積み重なればコスト増につながりますので、地銀→GMOあおぞらネット銀行→取引先というルートで振込を行う想定です。
業界最安水準の振り込み手数料同行間の振込手数料は無料。他行宛て振込手数料は130円。設立1年未満法人は、他行宛て振込手数料が設立月から12カ月間 月20回無料!

地銀での口座開設のポイント
地銀の法人口座開設にあたり、大事なポイントをまとめていきます。
実績のない設立直後の法人は、事業計画書を作成した方が良いと思います。
凝って作り込む必要はなく、大事な要点を簡潔に纏め、面談時に銀行営業担当者にプレゼンしました。
事業計画書を作成したことが、設立したばかりであっても口座開設に繋がったと思っています。
口座開設の目的
なぜこの地銀で口座を作るのか?を明確にするのが大事だと思います。
私は事業計画書の社長の略歴ページで、地元で生まれ、地元で育ち、今も地元に在住していること。地元愛を全面的にアピールしました。
地元に縁があることは、口座開設の充分な理由になりますし、思いは担当者に届いたのではないかと推測しています。
社長の経歴
出身大学(決裁者が同窓だったりすると有利?かも知れません)、勤務先・所属部署・業務内容(サラリーマンとしての信用や実績)と、保有する国家資格(設立法人のビジネスに関係があればなお良し)は、自己紹介として記載しました。
またいつから不動産投資を開始して、何件の物件を保有して、どのような属性の物件を持っているか。物件の選定基準(私の場合は駅近徒歩5分以内、複数路線乗り入れ、ターミナル駅まで1本など)を記載して、保有物件の質についてもアピールしました。
個人として既に保有している物件があるので、口座開設後のそう遠くない未来に入金がスタートすることを伝えています。
このように社長である自身の人物像と、強みを銀行の営業担当に理解してもらい、上席に口座開設の承認を得る時に説得材料となるように事業計画書の見せ方工夫しましょう。
ビジネススキーム
そもそもどのようなビジネスを行う会社なのかを理解してもらいましょう。
法人としての実態があることが何より重要視されます。ここ最近だとマネーローンダリングの疑い、架空口座や金融犯罪に使われるのではと思われないことが何より大事です。
収入と支出がどのくらいで、年間収益はどのくらい見込まれるのか、黒字で着地する見込みなのか、ビジネスの今後の将来性は?今後3年間のビジネスプランなど基本的な事項はしっかりと説明できるようにしましょう。
実際の面談の時も、なぜ法人化を考えたのですか?という質問がありました。不動産投資の資産管理法人は、節税目的を全面に出しすぎると良くないと聞いたことがあります。
将来的に規模を拡大して、メインバンクから融資を受けながらビジネスをしていくこと、銀行にも少しでも収益となる可能性があることを示せると良いかと思います。
これらを社長自身の言葉でしっかりと説明することが大切になります。

口座開設手続きについて
メインの地銀は3ステップが必要でした。
ステップ①支店に予約して来店
窓口にて事業内容のヒアリング、本人確認や、登記簿謄本など必要書類を提示します。
所要時間として約1時間くらいです。
この段階では、まずは受付というレベルです。
手続き終了後に、約1週間程度の間に営業担当から連絡がありますとのこと。この段階では当然、口座開設は確約されません。
ステップ②営業担当者との面談
訪問日を事前に調整の上、法人本店住所に営業担当者が来ての面談となります。
ここで事業計画書をもって説明をしました。
営業担当者との質疑応答があり、持ち帰って口座開設可否を別途連絡しますとのこと。
営業担当者からは当日中に連絡があり、口座開設OKとのことでした。
おそらく、事業計画書に基づいて説明をしたことで、上司から承認がすぐにおりたものと想像します。まずは良かった。ここで審査は無事に突破となります。
ステップ③2回目の来店
再度来店予約の上、店頭窓口で口座開設の手続きを行います。
タブレットに従って、前回登録した内容を再度確認していきます。
口座開設手続きに少し時間がかかり、約1時間ほどで、念願の通帳とキャッシュカードを取得することが出来ました。
仕事をしながら銀行の窓口が開いている平日15時までに対応しなければならないので、休みを取得して上記ステップを踏み、約1か月くらいかかりました。
地銀は法人口座開設に非常に慎重なスタンスで、法人の実態があることや、代表者や法人本人確認がかなり厳密に行われました。今回口座がスムーズに開設出来たのはやはり事業計画書があったからだと思います。
法人口座開設は追加の書類提出などもあるようなので、余裕をもって行う方が安全です。
これで法人口座開設完了となります。



